http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20HBD_Q5A320C1000000/

祖母が孫を殺しそうとした疑いで逮捕されました。

↓孫が祖母または祖父を殺害したニュースに関して感想を書いたことはあります。
http://lovingchicken3.diarynote.jp/?page=2

逮捕容疑は20日午後2~4時ごろ、自宅マンションの室内で、
孫の木村映介ちゃんの腹を包丁で刺すなどして殺害しようとした疑い。
県警によると、「間違いない」と容疑を認めているという。

 県警によると、映介ちゃんは30代の母親と、一時的に田中容疑者宅で暮らしていた。
外出していた母親が夕方帰宅し、110番した。


腹を包丁で刺したのなら、田中被疑者が「こんなことをしたら孫が死ぬかもしれない。
そして死んでも構わない」という未必の故意を抱いていたことは、
優に認定できるでしょう。
いや「孫を絶対に殺そう」という確定的殺意すら抱いていたという認定も、
十分にできるでしょう。

ただ、母親は、被害者の母であると同時に加害者の娘になるという、
複雑な立場に置かれてしまいました。
したがって加害者に対する強い復讐心を抱かないかもしれません。
むしろ「私が母と一緒に暮らさなければ、せめて外出しなければ、
息子は殺されずに済んだかもしれない」と、
自責の念に駆られる可能性が高そうです。

ただ、なぜ母親が田中被疑者と一時的に同居していたのかが気になります。
「夫によるDV(暴力)の被害に遭っていたのかもしれない」と疑ってしまいます。

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