今日は佐野さんのことを中心にしてブログを書きます。

1. 佐野さんは、バラドルとしてこそ成功しましたが、
歌手としては大成功したとまでは思えませんでした。
なぜなら、私の思うところによると歌手として成功したと言えるためには、
オリコン・シングルチャートのトップ10以内にランクインする
必要があるのですが、
佐野さんが発表したシングルのどれ1つとして、
この要件を満たしたものはないからです。
これは一体なぜなのか、分かりません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E9%87%8E%E9%87%8F%E5%AD%90
↑佐野さんが1988年に連続して発表した「TOMORROW」と
「哀愁エクスプレス」の2作は、結構良いと今でも思うのですが、
それでもオリコンシングルチャートのトップ10以内には入れませんでした。
今考えても残念です。

https://www.youtube.com/watch?v=wXZvi9XjQPo
2.ただ、↑「哀愁エクスプレス」は、Aメロといい、
歌詞全体のコンセプトといい、
山口百恵さんの最大のヒット曲の1つであり、不滅の名曲というべき
「いい日旅立ち」↓に似ているように思われてなりません。
https://www.youtube.com/watch?v=Z26VlA7OjS0
もっとも、「哀愁エクスプレス」の舞台は、
歌詞にフランス語が使われていることからも分かる通り、
フランスの鉄道、それもTGV(フランスの高速列車)という感じがします。
これに対して、「いい日旅立ち」の舞台は、
「日本のどこかに」という歌詞の通り日本の鉄道、
それも紀勢本線の新宮-和歌山間(通称「きのくに線」)だと
思われてなりません。
なぜ「きのくに線」と線区まで特定するかというと、
この区間は1978年10月に電化開業していまして、
このことが「いい日旅立ち」がヒットしていた時期と被るからです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E5%8B%A2%E6%9C%AC%E7%B7%9A#%E5%85%A8%E9%80%9A%E4%BB%A5%E5%BE%8C

なお、ここで少し話がそれるようですが、
「きのくに線」には↓岩代(いわしろ)駅という駅があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E4%BB%A3%E9%A7%85
↑そして「岩代駅」は、
谷山浩子さんの「テングサの歌」↓に登場する駅です。
https://www.youtube.com/watch?v=_1JavvpirzY

3.話を佐野さんに戻しますが、谷山さんとも関連します。
佐野さんは、谷山さん作品を少なくともシングルとして歌われたことは、
ありませんでした。
これはなぜだか分かりません。所属レコード会社が違うせいかもしれません。
ただ、残念です。その理由は次の通りです。
佐野さんのシングルに「星空回線」↓というのがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=LHFjkBcdVOc
これに対して、谷山さんの代表曲の1つに「銀河通信」↓というのがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=lv7dBPtPkq8 (シングルバージョン)
https://www.youtube.com/watch?v=JNuISYI0yPE
(アルバム『眠れない夜のために』バージョン)
https://www.youtube.com/watch?v=pX_YvoCe0tU
(1991年に東京メルパルクホールで開催されたコンサート↓の際のバージョン)
https://www.taniyamahiroko.com/s/y06/discography/YCBW-10102?ima=0000

言うまでもなく、銀河は星空の一部ですし、
有線で通信するためには回線が必要です。
ですから、「星空回線」という言葉と
「銀河通信」という言葉は似ています。
このような理由から、
「谷山さんが佐野さんに作品を提供するようなことがあったら、
面白かったかもしれない」と思われてならないのです。

長くてまとまりのない文章になってしまったかもしれません。
そう感じられた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。





コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索