http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0325/jj_150325_2747821379.html

34人とは、一度に大勢が逮捕されたものです。
また「電子マネー不正取得」とは、新たな手口です。
そして、被害数億円とは、大きいです。

警視庁と北海道警、長野、石川、高知、
福岡各県警などの合同捜査本部は25日までに、
「7000万円を譲る」などとうそのメールを送り、
長崎県の男性から電子マネーの権利をだまし取ったとして、
会社代表竹本宗晴容疑者(36)=東京都港区芝浦=ら男女34人を
詐欺容疑で逮捕した。
 同庁捜査2課によると、竹本容疑者ら9人は「身に覚えがない」などと否認し、
25人は容疑を認めている。同課などは25日までに、
新宿区高田馬場のオフィスビル一室のアジトを摘発。

1都1道4県の警察本部が捜査するとは、
それだけ被害が広い範囲にわたっているのですね。

また「新宿区高田馬場のオフィスビル一室のアジト」って、どのあたりでしょうか?
高田馬場は何度も行ったことがあります。

「震災復興支援金10億円を譲る」などと持ち掛けたケースもあり、
計1億円以上をだまし取られた女性もいるという。

これは特に悪質です。

しかし、1人で計1億円以上もだまし取られるとは、
被害額が大きすぎて信じられません。いや信じたくありません。
もちろん多数回だまし取られたのでしょうが、
仮に10回でも1回あたり1000万円で、
20回でも1回あたり500万円で、十分に多いのです。

竹本容疑者らはインターネット上で、「メールアポインターの仕事。
月給30万円可」などと呼び掛け、うそのメールを送り付ける「打ち子」を募集。
逮捕された大半は打ち子だった。

「打ち子」の多くは「凄くおいしいバイトまたはパートの仕事」だと思って
応募したのでしょうが、実際には組織的な詐欺に関わっていたことになります。

電子マネーの権利をだまし取ったことについて、逮捕された1人は、
特殊詐欺の対策が進んでいる金融機関に比べ、
リスクが回避できるなどと話しているという。

これは悪どい。
そして、模倣犯が出てこないか、大変心配です。

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