http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13H09_T10C15A3CC0000/

思っていたよりずっと多い数字です。
特に230人も安否確認できないとは、衝撃的です。

文部科学省は13日、川崎市の中学1年、
上村遼太君(13)の殺害事件を受けて行った児童生徒の安全に関する
緊急調査結果を公表した。


上村君のような事件の再発を防止するためには、
まだ有罪かどうかすら分からない被疑者の実名や顔写真を公表するより、
こういう実態調査の方がよっぽど有効です。

それにしても「家族全員の所在が分からなかったりする事例」すらあるとは、
一体どういうことでしょうか?
保護者がヤミ金から大金を借りて、夜逃げしているのでしょうか?
非常に深刻な状態が起きているのでしょう。

学校外で非行グループとの関わりが疑われるケースは168人。
学校の先輩を通じて暴走族と交際があり、
過去に仲間内で暴行を受けた事例などがあった。

このようなデータを見ると、少年法第3条第1項第3号の虞犯規定は、
必要かつやむを得ないと思えてきます。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO168.html
そして、法務省が少年法の適用年齢を18歳以下に引き下げることに消極的な理由の
1つは、この虞犯規定だと思います。

400人の内訳は中学生が243人で6割を占め、高校生75人、
小学生74人などだった。都道府県別では大阪府が最多の65人で、静岡県60人、
東京都36人、福岡県29人と続いた。12県は「0人」と回答した。

12県も「0人」というのは信じられません。調査不足なのではないでしょうか。

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