http://jp.wsj.com/articles/JJ12159817493879144149918673555560061973082
昨年(2014年)11月18日に感想を書いたニュース↓の続報がありました。
http://lovingchicken3.diarynote.jp/201411182101129278/
これで再審請求をしていた男性の無罪は、ほぼ確実です。
しかし、このような診療記録を、捜査や確定判決の審理段階で、
どうして発見できなかったのでしょうか?
もし発見できていたら、冤罪被害者の男性は、
強姦の濡れ衣を着せられる必要も、
3年6カ月も刑務所に拘置され、刑務作業を強制される必要もなかったでしょう。
こんなにまで、我が国の刑事司法制度は、
レベルの低いものになってしまっていたのでしょうか?
だとしたら、凄く恐ろしいですし、恥ずかしいです。
これでは日本は法治国家とは言えないのではないかとすら、
思えてきてなりません。
偽の「被害者」と「目撃者」は、
偽証をしたことへの良心の呵責に耐えきれなくなったのですね。
その点は情状酌量されてもいいかもしれません。
しかし、このような真っ赤な嘘を信じてしまった大阪地裁、大阪高裁、
そして最高裁は一体何をしていたのでしょうか。
後藤弁護士らが指摘されたように、職務怠慢です。
裁判官の報酬つまりお給料も税金から支払われています。
この事件の確定判決までの審理に関わった裁判官たちは、
報酬を冤罪被害者に払うべきです。
また、退職している場合には、年金を一部辞退すべきです。
これでは、冤罪被害者である男性に謝罪しているように到底読めません。
どうして謝罪しないのでしょうか。
これでは、国民の検察に対する信頼は、ますます失われます。
でも、地検の次席検事に謝罪を期待することは難しいと思います。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150227/k10015807161000.html
なぜなら、↑「望月環境大臣と上川法務大臣のそれぞれが代表を務める政党支部が
国の補助金を支給された企業から献金を受けて」いましたが、
法務大臣は検察官に対して指揮監督権を有する(検察庁法第14条)からです。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO061.html
国の補助金を支給された企業が政治献金をすることは、
政治資金規正法第22条の3第1項に違反します。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO194.html#1000000000005000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
したがって、上川法相は違法献金を受け取ったのです。
違法献金を受け取った人は法相にふさわしくありません。
ふさわしくない人に指揮監督されている人がふさわしい行動をできる筈はありません。
(2月28日追記)
さらにけしからん情報があります。↓
http://www.asahi.com/articles/ASH2V7311H2VPTIL017.html?iref=com_alist_6_02
本当に診療記録はなかったのでしょうか?
強姦事件の捜査で裏付けのため診療記録の任意提出を求めるのは
当然だと思っていたのですが、違うのでしょうか?
もしこんなお粗末な捜査をしていたのなら、恐ろしいですし、
憤りを覚えます。
しかし、女性を証人尋問せよという弁護人の請求を却下した高裁の姿勢には、
更に強い憤りを覚えます。
まるで冤罪被害者の男性を何としてでも有罪としたいと思っているかのようにすら、
思えてしまいます。
これでは、少なくともこの事件に関して、大阪高裁に正義はなかったのです。
これは大いに驚くべきで、かつ、嘆かわしいことです。
そして、この時期に大阪高裁で審理された他の刑事事件にも、
冤罪が沢山あるのではないかとすら、不安になってしまいます・
昨年(2014年)11月18日に感想を書いたニュース↓の続報がありました。
http://lovingchicken3.diarynote.jp/201411182101129278/
大阪地裁(登石郁朗裁判長)は27日、再審開始を認める決定をした。
被害を受けたとした少女らの虚偽証言に加え、
被害がないことを示す診療記録が判明した。
これで再審請求をしていた男性の無罪は、ほぼ確実です。
しかし、このような診療記録を、捜査や確定判決の審理段階で、
どうして発見できなかったのでしょうか?
もし発見できていたら、冤罪被害者の男性は、
強姦の濡れ衣を着せられる必要も、
3年6カ月も刑務所に拘置され、刑務作業を強制される必要もなかったでしょう。
こんなにまで、我が国の刑事司法制度は、
レベルの低いものになってしまっていたのでしょうか?
だとしたら、凄く恐ろしいですし、恥ずかしいです。
これでは日本は法治国家とは言えないのではないかとすら、
思えてきてなりません。
決定は、「被害は虚偽だった」とする少女と目撃者の新証言について
「大部分は整合し、信用できる」と判断。
2人は昨年夏、弁護人を訪ねて新証言をしており、
「無罪を言い渡すべき明らかな証拠が新たに発見された」とした。
後藤貞人弁護士ら弁護団は、裁判所の事実認定について
「『少女がうその被害を話すはずがない』と決めつけ、
調べる必要のある証拠を調べていない」と批判した。
偽の「被害者」と「目撃者」は、
偽証をしたことへの良心の呵責に耐えきれなくなったのですね。
その点は情状酌量されてもいいかもしれません。
しかし、このような真っ赤な嘘を信じてしまった大阪地裁、大阪高裁、
そして最高裁は一体何をしていたのでしょうか。
後藤弁護士らが指摘されたように、職務怠慢です。
裁判官の報酬つまりお給料も税金から支払われています。
この事件の確定判決までの審理に関わった裁判官たちは、
報酬を冤罪被害者に払うべきです。
また、退職している場合には、年金を一部辞退すべきです。
大阪地検の北川健太郎次席検事の話
(虚偽証言を)見抜けなかったのは遺憾。
再審公判でも適正に対応したい。
これでは、冤罪被害者である男性に謝罪しているように到底読めません。
どうして謝罪しないのでしょうか。
これでは、国民の検察に対する信頼は、ますます失われます。
でも、地検の次席検事に謝罪を期待することは難しいと思います。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150227/k10015807161000.html
なぜなら、↑「望月環境大臣と上川法務大臣のそれぞれが代表を務める政党支部が
国の補助金を支給された企業から献金を受けて」いましたが、
法務大臣は検察官に対して指揮監督権を有する(検察庁法第14条)からです。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO061.html
国の補助金を支給された企業が政治献金をすることは、
政治資金規正法第22条の3第1項に違反します。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO194.html#1000000000005000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
したがって、上川法相は違法献金を受け取ったのです。
違法献金を受け取った人は法相にふさわしくありません。
ふさわしくない人に指揮監督されている人がふさわしい行動をできる筈はありません。
(2月28日追記)
さらにけしからん情報があります。↓
http://www.asahi.com/articles/ASH2V7311H2VPTIL017.html?iref=com_alist_6_02
捜査段階で女性の母親が「娘を医療機関に連れて行った」と
説明していたことを踏まえ、弁護人は控訴審で「診療の記録があるはずで、
検察側は公判に出すべきだ」と求めた。しかし、検察側は「ない」と回答。
女性らを改めて証人として法廷に呼び、
尋問するよう求めた弁護人の請求を高裁も却下していた。
本当に診療記録はなかったのでしょうか?
強姦事件の捜査で裏付けのため診療記録の任意提出を求めるのは
当然だと思っていたのですが、違うのでしょうか?
もしこんなお粗末な捜査をしていたのなら、恐ろしいですし、
憤りを覚えます。
しかし、女性を証人尋問せよという弁護人の請求を却下した高裁の姿勢には、
更に強い憤りを覚えます。
まるで冤罪被害者の男性を何としてでも有罪としたいと思っているかのようにすら、
思えてしまいます。
これでは、少なくともこの事件に関して、大阪高裁に正義はなかったのです。
これは大いに驚くべきで、かつ、嘆かわしいことです。
そして、この時期に大阪高裁で審理された他の刑事事件にも、
冤罪が沢山あるのではないかとすら、不安になってしまいます・
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