<少年犯罪>再犯率は17年連続増 いじめと摘発人数は減少 (毎日新聞)
2015年2月26日 時事ニュースhttp://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20150226k0000e040239000c.html
いじめの摘発・補導が減った原因は、
いじめそのものの減少でしょうか、
それともいじめが摘発・補導しにくくなっていることでしょうか。
けっこう悪質なものもありますね。
また「インターネットでの画像の公開」は、名誉毀損になる場合もあれば、
児童ポルノの公開になる場合もあるでしょう。
小学生の人数が少なすぎる感じもしますが、
これは低学年つまり1年生から3年生ぐらいまでの小学生は
補導されないということなのでしょうか。
ちなみに少年法の上では、少年年齢の下限は定められていません。
したがって、あくまでも理屈の上では、
0歳の赤ちゃんだって刑罰法令に触れる行為をすることができます。
もっとも、赤ちゃんのしたことを「行為」と呼ぶことに賛成する人は、
少ないと思います。
再犯者率が1972年以降で最多を更新したことは深刻で、
何らかの対策は必要だと思います。
しかし、再犯者率の増加の原因は
「触法少年または犯罪少年に対する扱いが甘い」ことにはないと思います。
少年院での非行少年に対する扱いは、決して甘いものではありません。
むしろ自らの非行に向き合うように促しているので「厳しい」とすら言えます。
これに対して刑務所は、たしかに紀律正しい、つまり規則づくめですが、
刑務作業を行うのが中心であり、
受刑者に自分の犯した罪に向き合うように促すことは、
あまりしているとは言えません。
正確に言うと、刑務所で受刑者を処遇する刑務官にそのようなことを求めるのは、
酷だと思います。
これは深刻です。アルバイト感覚でやっている少年が増えたのですね。
いじめを原因とする事件は265件(前年比145件減)、
摘発・補導されたのは456人(同268人減)で、いずれも大幅に減った。
(中略)
いじめの定義を巡っては警察は「反復継続して苦痛を与える」としていたが、
13年に成立した「いじめ防止対策推進法」によれば、
一度の行為でも相手が苦痛と感じればいじめだとした。
このため、事件と摘発・補導者の数は12年は260件511人だったが、
13年は410件724人に大幅に増加していた。
いじめの摘発・補導が減った原因は、
いじめそのものの減少でしょうか、
それともいじめが摘発・補導しにくくなっていることでしょうか。
14年のいじめ事件を罪種別に分けると、
傷害92件▽暴行82件▽恐喝17件--など。
インターネットで画像が公開されるなどした事件は33件だった。
けっこう悪質なものもありますね。
また「インターネットでの画像の公開」は、名誉毀損になる場合もあれば、
児童ポルノの公開になる場合もあるでしょう。
摘発・補導された456人の内訳は、
小学生69人▽中学生301人▽高校生86人だった。
小学生の人数が少なすぎる感じもしますが、
これは低学年つまり1年生から3年生ぐらいまでの小学生は
補導されないということなのでしょうか。
ちなみに少年法の上では、少年年齢の下限は定められていません。
したがって、あくまでも理屈の上では、
0歳の赤ちゃんだって刑罰法令に触れる行為をすることができます。
もっとも、赤ちゃんのしたことを「行為」と呼ぶことに賛成する人は、
少ないと思います。
刑法犯全体に広げると、
摘発された少年は4万8361人で11年連続で減少したが、
再犯者率は34.9%と17年連続で増加し、
統計のある1972年以降で最多を更新した。
再犯者率が1972年以降で最多を更新したことは深刻で、
何らかの対策は必要だと思います。
しかし、再犯者率の増加の原因は
「触法少年または犯罪少年に対する扱いが甘い」ことにはないと思います。
少年院での非行少年に対する扱いは、決して甘いものではありません。
むしろ自らの非行に向き合うように促しているので「厳しい」とすら言えます。
これに対して刑務所は、たしかに紀律正しい、つまり規則づくめですが、
刑務作業を行うのが中心であり、
受刑者に自分の犯した罪に向き合うように促すことは、
あまりしているとは言えません。
正確に言うと、刑務所で受刑者を処遇する刑務官にそのようなことを求めるのは、
酷だと思います。
振り込め詐欺に関わって摘発された少年は311人(同49人増)で、
このうち7割は現金受け取り役の「受け子」だった
これは深刻です。アルバイト感覚でやっている少年が増えたのですね。
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