http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015021201001475.html
「ナッツ事件」と略されています。

大韓航空機内で客室乗務員のナッツの出し方に怒って
機体を引き返させたとして航空保安法違反などの罪に問われた同社前副社長、
趙顕娥被告(40)に、ソウル西部地裁は12日、
同法上の航空機航路変更の罪を認定し
懲役1年(求刑懲役3年)の実刑判決を言い渡した。

求刑を2年も下回っています。これは何故でしょうか。
でも、趙顕娥被告人は韓国有数の財閥のお嬢様だそうですから、
懲役1年でも相当こたえると思います。

ドアが閉まってから着陸までが航路に当たると指摘した。

そういう解釈は十分成り立つでしょう。
というか、こう解釈した方が航空機の安全はより強く確保されます。

証拠隠滅などの罪に問われた同社常務(57)は
懲役8月(同懲役2年)が言い渡された。

これもまた、求刑をずいぶん下回っています。
韓国の裁判所は日本の裁判所ほど求刑を重視しないのでしょうか。
それとも、被告人が大韓航空の常務なので、
副社長をかばわないことを期待するのが難しい上、
あまり長い刑務所生活には耐えられないと判断したのでしょうか。
でもまあ、大韓航空の常務なら懲役8月でも相当こたえると思います。

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