http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0129/jj_150129_4036549725.html
凄い被害額です。そして、高齢者を標的とするとは、
実に悪質・卑劣です。
警察庁は「極めて深刻な事態だ」と危機感を強めている。

本当に、極めて深刻で、危機的な事態です。
金融機関や宅配業者、タクシー運転手らが詐欺を見破り、
阻止された被害額は296億円余りで、103億円(53%)増えて過去最高となった。
こうした潜在的な被害も合わせると、
855億円分の事件が発生したことになる。

もっと阻止できると思います。
最も被害が大きかったのは、金融商品に絡む詐欺の約195億円だった。
架空の投資話を持ちかけたり名義貸しを口実に脅したりする手口で、
前年より2億円減少。
次いで、子や孫を装った電話で「会社の金をなくした」と助けを求める
「おれおれ詐欺」が3億円増の174億円だった。

名義貸しで脅すのは、特に卑劣です。
こういう脅しに遭った高齢者の方は、すぐに警察に通報して下さい。
自分のところにかかってきた電話を録音するのは何ら違法ではありませんから、
犯人の声を録音して、証拠として警察に提出するのがお勧めです。
被害者の79%を65歳以上が占めた。
割合は3年前から16ポイント上昇。
特に、おれおれ詐欺と金融商品に絡む詐欺、
「還付金詐欺」では9割前後に達しており、
警察庁はこの3類型に捜査と予防の重点を置くことにした。

母の話によりますと、ご近所の高齢者にも、
「還付金詐欺」の被害に遭われた方が複数いるそうです。
還付金を受け取るために、ATMの操作を指示してくる手合いはまず詐欺師ですので、
絶対にATMを操作しないで下さい。
摘発人数は216人(12%)増の1990人で、最多を更新した。
ただ、62%は現金の受け取り役や見張り役など組織の末端で、
首謀者クラスは4%にとどまった。暴力団関係者は189人増の689人、
未成年者は31人増の348人。

末端を摘発することに大きな意味はありません。
ただ、特殊詐欺は、暴力団の資金源になりつつあるようです。
また、未成年者が特殊詐欺に関わるのは、
手軽で儲かるバイトという感覚もあるのでしょう。

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