菅原文太さん死去、８１歳…「仁義なき戦い」 (読売新聞)

2014年12月1日時事ニュース

高倉健さんに続いて、
日本の映画界を代表する俳優がこの世を去ってしまわれました。

私は高倉さんの映画は「遥かなる山の呼び声」をしっかりと見ました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%99%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%91%BC%E3%81%B3%E5%A3%B0

しかし、菅原さんが実写で出演された映画は見た記憶がないのです。

広島の暴力団抗争の実態を生々しく描いた
１９７３年の深作欣二監督「仁義なき戦い」で、
リアルなヤクザを演じてトップスターに。

このような「仁義なき戦い」を見ていないというのは、
暴力団対策のあり方も勉強しなければならない刑事政策研究者として、
実に情けないことだと認めなければなりません。

私がちゃんと見た菅原さんが出演された映画は、
声優として助演された『ゲド戦記』だけです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%89%E6%88%A6%E8%A8%98_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
しかも、菅原さんの出演を理由としてでないのは言うまでもなく、
『ゲド戦記』の原作ですら、いまだにちゃんとは読んでおらず、
手嶌葵さんか声を当てられたテルーと「テルーの唄」が理由だったという、
かなり異端な輩です。
https://www.youtube.com/watch?v=7DITb1Zmsg0
でも、ハイタカの役、菅原さんにぴったりでした。良かったです。

ここから、かなり強引とは分かっていますが、
話が故・須々木先生に絡んできます。
というのはも私が『ゲド戦記』の存在を知ったのは、
実は須々木先生からだったのです。
私が最初、須々木先生から『ゲド戦記』という言葉を聞いた瞬間、
頭の中で「外道戦記」と誤変換してしまい、
菅原さんの代表作である『仁義なき戦い』の続編かと思ってしまったのです。

したがって、菅原さんが『ゲド戦記』に声優として出演された時、
「『外道戦記』と最初誤変換して、『仁義なき戦い』の続編と勘違いしたことには
意味があったのかもしれない」と変な感想を抱きました。

ＮＨＫ大河ドラマ「獅子の時代」「利家とまつ」などにも
出演した。

「獅子の時代」での菅原さんの演技は、重厚で好きでした。
また「徳川慶喜」での徳川斉昭役も印象的でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E5%8E%9F%E6%96%87%E5%A4%AA

また惜しい方を亡くしました。
謹んでご冥福をお祈りします。

(12月4日　追記)
菅原さんは早稲田大学第二法学部法学科を中退されています。
しかも、仙台一高の一学年下には後に憲法学の大家となられた
樋口陽一さんがいますが、
樋口さんは早稲田大学特任教授も務められ、
一時期は須々木先生の隣の研究室にいらっしゃいました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E5%8E%9F%E6%96%87%E5%A4%AA
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%8B%E5%8F%A3%E9%99%BD%E4%B8%80#.E8.81.B7.E6.AD.B4
そうなると、菅原さんと須々木先生には関連があるということになります。